これもネット上でよく聞きますね。
うちの店の商品は祝別してないから大丈夫！とか
アンティーク聖品は祝別してあるから信者はかっちゃダメ！とか
この使わないロザリオは祝別してあるから売れないしあげるか捨てるしかないわとか…

私はよく知らなかったのでまずネットで検索してみました。
いろいろな意見がありました。
その１：聖遺物の取り合いでもめたときに禁止された名残だ。今は意味がないが、守らなければならない。
その２：使わなくなった教会を売りに出して、違う施設になっていたりする。祝別されていても売買して構わない。

等意見があって、混乱したというかなんかますます気になってきたので
カテキズムを読んでみました。


……書いてない。

他のカテキズム…

…書いてない。
もう一冊……書いてない！

お手上げです！書いてないってことはこんなルール無いんじゃないの？
と思って昨日、神父様に聞いてみました。

神父様がおっしゃんたんだからこれは間違いないですよ。
ではいきます。心して聞いて下さい笑

「祝別自体を売るのはダメ。
例えばロザリオ祝別一回３０００円です。とか。」
「祝別した聖品は、祝別に付加価値をつけて値段をつけるのはダメ。
例えばこのロザリオは祝別付きだから５０００円、こっちは祝別してないから２０００円。とか。」
「使わなくなった祝別済みの聖品を中古屋に売るのは全然構わないし、上記のような売り方をしているものじゃなかったら買っても良い。」
だそうです。
…すごくあたりまえというか納得ですね。


２０１７、１１、２９追記
カトリック教会法典読みました。
やはりそのような（祝別したものは売ってはいけないの）記述はなかったです。
準秘跡の箇所にもなし、絵画や像の箇所にもなし、ただ、聖遺物は売っていはけないと書かれていました。でも聖遺物付きメダイとか普通に教会売店に売ってありますよね？
多分腕などの第一級聖遺物の話だと思います。
ということでこの話は完結！

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